7日からいよいよ最終戦。綺羅星のごとくメンバーが並ぶ。Aブロックには2連覇中の井山裕太竜星が登場。若手実力者の小池芳弘七段と対局する。三冠を保持する貫録を見せつけて自身初の3連覇なるか（7日）。Bブロックには芝野虎丸名人が登場。今年は春にテイケイグループ杯俊英戦で初優勝。一方で十段位を失い、碁聖戦ではストレート敗退を喫した。2度の優勝経験がある本棋戦では気持ちよく勝ち上がって3度目の栄冠を狙いたい（9日）。Cブロックには一力　遼棋聖が登場。9月に応氏杯世界選手権で優勝。日本勢の主要な国際棋戦制覇は19年ぶりであり、大いに脚光を浴びた。世界トップの実力を証明した一力棋聖は本棋戦でも4度の優勝を誇る。第一人者の早碁、お見逃しなく（14日）。10月は他に、結城　聡九段（2日）、関　航太郎九段（16日）、許　家元九段（21日）、張　栩九段（23日）、酒井佑規五段（28日）、河野　臨九段（30日）が今期初登場する。