FIA 世界ラリー選手権、通称“WRC”はラリーが盛んな欧州や南米では、F1に勝るとも劣らない人気を誇っている。SS(スペシャルステージ)と呼ばれる、交通が遮断された一般道を、市販車ベースのマシンで走りタイムを競う。9月は、ラリー・ギリシャとラリー・チリが開催。ラリー・ギリシャは、WRC創設初年度から開催されている、長い歴史と伝統を誇るラリー。石や岩が多いので、タイヤにダメージを与えない走りが求められる。昨年は、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのカッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン(69号車)が優勝!唯一の日本人ドライバーである勝田貴元は、総合6位でフィニッシュした。ラリー・チリは、2019年に初開催されたグラベルラリー。今年も、伝統のラリーはトヨタが制するのか!勝田の活躍にも注目!